
ファンであっても見過ごされるユーザビリティテスト
私が勤めている会社や業界の領域のせいかもしれませんが、ユーザビリティ・テストが時間やお金の無駄だと言われることは、ほとんどないですね。それに対して、「こんなに価値があったのに、なぜユーザビリティ・テストはもっと使われないのか」と言われることがほとんどです。
あるクライアントは、完全にオンラインビジネスでありながら、ユーザーリサーチやユーザビリティテストを実施したことがありませんでした。私たちの最初のプロジェクトは、ユーザーテストの価値を役員に示すための概念実証と見なされ、非常に注目されました。プロジェクトは順調に進み、私たちが取り組んだプロセスを通じてコンバージョンの増加という真の価値を提供することができました。
2回目のプロジェクトが行われ、結果はさらに良くなりました。より重要な購入プロセスを評価し、洞察の結果、変更を加えたところ、コンバージョンが2桁も改善されました。幸せな日々でした。ただし、それがユーザビリティ・テストを使った最後の機会でした。 このクライアントとは定期的に話をしていますが、ユーザビリティ・テストの大ファンであることに変わりはなく、ユーザビリティ・テストが価値をもたらすと思われる要件を特定できていないようです。
その理由は多岐にわたりますが、多くの場合、次のようなことが挙げられます。
- 成功しすぎコンバージョンやその他の主要な指標で市場を上回るほどの成功を収めているため、より強くプッシュする必要性を感じない。
- 良いプロセスを持たないWebサイトのユーザビリティを実現する方法には、ユーザー調査やユーザビリティテストは一切組み込まれていないのです。
- 個体差のある壁権威ある立場の人が、UIテストを信じていない。
- 忙しい様々な理由(チームが小さい、仕事が多いなど)で、忙しくてユーザーテストを含めて検討することができない。
ユーザビリティ・テストに投資することを躊躇する状況は、まだまだたくさんあると思いますので、もしご存知でしたら、ぜひ教えてください。
ウェブサイトテストの内部正当化、ビジネスケースの作成、またはプロジェクトの実行について詳しくお知りになりたい方は、下記までご連絡ください。 +44(0)800 0246 247またはEメール hello@ux247.com.私たちは、組織がUX文化を創造し、ユーザビリティ・テストをプロジェクト・プロセスに組み込み、資金調達のための確かなビジネス・ケースを作成するのを支援した豊富な経験を持っています。